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ことだま日記

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釈迦の説法ー八正道 仏像6

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これまでの仏像は、インドの仏跡参拝のとき求めた仏像でしたが、今回の仏像は韓国で求めたものです。釈迦が悟りを開いたのは、ブッダガヤでした。この仏像も悟りを開いたブッダの像です。

釈迦は仏の教えを悟り、5人の修行僧にその悟りを説きました。そのことを「初転法輪」と
言いますが、そのとき説かれた内容が「四諦八正道」でしたが、四諦については前に書きました。
今回は、「八正道」について概略を説明してみたいと思います。
八正道は人間の苦を解決するための教えで、それには次の八つの道を修めなくてはならないというのです。その八つは次のような教えです。
1、正見(しょうけん) 正しいものの見方。自己中心のものの見方をしない。
2、正思惟(しょうしゆい) 正しい思索、雑念を交えない考え方をしなさい。
3、正語(しょうご) 正しいことば、自我を交えない話し方をしなさい。
4、正業(しょうごう) 正しい行い、物事に自己の感情を交えない行いをしなさい。
5、正命(しょうみょう) 正しい生活、命を粗末にしない、自分勝手な生き方を止めなさい。
6、正精進(しょうしょうじん) 正しい努力。怠けず、精いっぱい懸命に精進しなさい。
7、正念(しょうねん) 正しい注意力。自我を交えない集中力をしなさい。
8、正定(しょうじょう) 正しい精神統一。汚れたものの思いを慎みなさい。
これが、ブッダが最初に説いた説法だと言われています。難しい内容で、ブッダもこの教えを説くのを
ちゅうちょしたけれども梵天の勧めで説法したところ、5人の修行者は、ブッダの悟りに驚き、帰依したとのことです。
by butda2 | 2013-05-14 18:32 | お釈迦さま