ことだま日記

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志布志町後谷集落の観音講

         志布志町内之倉四浦の後谷集落の「観音講」  

 今から10数年前までは、鹿児島県内各地において、女性だけの集まりである「観音講」が盛んに行われていました。
 私がかつて勤めていた肝属郡東串良町においては、どこの集落でも、毎月18日に「観音講」が行われていました。
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 先日、志布志町内之倉四浦の後谷集落の奥様が、集落の「観音講」が行われなくなって数年になるので、「観音さん」の掛け軸と、講で一緒に掛けていた「十三仏」の掛け軸を、お寺で保存してくださいと持参されました。
 「観音講」とは、本来、観世音菩薩の功徳を説いた「観音経」を講じる法会(ほうえ)のことで、観音信仰をする講中(こうちゅう=信者)の集まりを「観音講」といいます。
 観世音菩薩は勢至菩薩と共に、阿弥陀如来の脇侍(わきじ)で、特に観世音菩薩様は今でも広く大衆に親しまれて信仰されています。
 これまで集落で行われてきた「観音講」は、一種の婦女子の親睦会で、毎月行われている所や、年に1、2回程度、期日も一定せず、料理を自分たちで手作りして集まる、集落の婦女子の語らいの場でありました。
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 写真左側の掛け軸は、真言宗で用いられている「十三仏」の絵像です。この「十三仏」様は、多くの仏様の中から、特に慈悲深く、私たちに直接救いの手を差しのべてくださる十三の仏様で、古くから信仰されてきたものです。 寺で大切に保存させていただきます。

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by butda2 | 2014-11-10 20:08 | Trackback
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