友人の寺・福井県の宝重寺を訪問
10月6日の同窓会の後、本願寺の聞法会館に宿泊して、翌日の7日は、同窓の友人、福井県若狭の宝重寺に夫婦ともども招待され、お世話になりました。
彼の寺は、廃仏棄釈、中でも念仏禁制の厳しかった鹿児島県とは違い、300年余りの歴史のある寺で、彼は第15代の住職であります。
私は学生時代を含めて4回目の訪問ですが、家内も2回目で、京都で同窓会がある度にお邪魔しています。
彼も、昨年鹿児島市で行われた同窓会の折、夫婦で来寺して頂いたり、以前には、講師として招いたこともあります。
彼とは入学当時、大学の寮「樹徳寮」からの親友で、専攻も仏教史学で、4年間大学での行動を共にした仲で、以来60年以上も交友が続いています。
今回は数年ぶりの訪問でしたが、内陣の荘厳や壁面の蒔絵など、親鸞聖人の750回大遠忌を機に一段と充実していました。境内の一角にある「経蔵」には、ものすごい経典が納められ、寺の格式と歴史を感じました。
本堂にお参りして、今回が最後になるのではなどと思い、感慨無量で、しっかりと眼に焼き付けてきました。
何時までも元気で宝重寺を守っていただきたい。互いに元気で、一日でも永く法務に尽力させていただきましょう。
昼食後、三方五湖を案内してもらいました。