ことだま日記

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カテゴリ:山寺の行事( 7 )

宗祖親鸞聖人の報恩講

             当寺における宗祖親鸞聖人の報恩講
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 当寺における報恩講は、以前は、毎年12月に3日間行っていましたが、やがて、それが2日間になり、数年前からは1日間だけになってしまいました。その原因は、過疎化もありますが、若い人たちの寺離れもさることながら、高齢者の人たちも、ゲートボールやグラウンド・ゴルフなどに興じて、お寺参りどころではありません。そうした時代の中にあっても、寺の法座に欠かさずお詣りくださる方もあります。なお、次に、報恩講のはじめに上げる表白(ひょうびゃく)を紹介させていただきます。
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 「敬って 大慈大悲の阿弥陀如来の尊前に申し上げます。 本日ここに 恭しく仏前を荘厳し 懇ろに聖経を読誦して 一向山専念寺の報恩講を勤修し奉る。 それおもんみれば 宗祖親鸞聖人は 承安三年 日野の里に御誕生あそばされ 御年九歳のとき 仏門に入られ 比叡の山にのぼりて二十年 自力聖道門の修業に勤しまれ 南岳・天台の教理を究めたもう しかりといえども 生死解脱の道はいまだ開けず 凡夫出離の要道を求めて 法然上人の草庵を訪ね ついに自力修行の道を棄てて本願他力に帰し 浄土の法門を究められたり その後 御年三十五歳 承元の法難に連座して 越後に流され 勅免を蒙りて後は 関東の地に赴きて念仏者を育て わけても「顕浄土真実教行証文類」を著して 浄土真宗の教義体系を確立したまえり 晩年帰洛の後は 三帖和讚等 諸々の聖教を選述し もって 流転の人々を化道したもう しかれども 悲しいかな弘長二年 ついに念仏の息絶えて 御歳九十にして往生の素懷を遂げたまえり それよりすでに七百有余年 御高徳はいよいよ輝きを増し 本願を信じ念仏する者内外にあふれり 本日ここに 報恩講の法縁にあいて いよいよ聞法に勤しみ もろともに 浄土への旅を続けん こいねがわくは 如来はるかに大悲をたれて 哀愍納受したまわんことを 平成二十五年十二月六日 専念寺住職 敬って白す」
 当寺では、報恩講とは別に、1月16日に親鸞聖人の御命日法要の「御正忌」を勤めています。
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by butda2 | 2013-12-07 20:46 | 山寺の行事 | Trackback

住職継職記念祝賀会

               住職就任祝賀会
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              前住職の住職退任の挨拶
 本寺の専念寺第三世住職継職法要は11月23日、分院の伊勢堀院第二世住職継職法要は、翌日の24日に盛大に行われました。
 この継職法要を終えて、24日の午後6時から志布志市のリゾートホテル「志布志湾大黒」において
165人の関係者の方々が参加して頂き、盛大な就任祝賀会を開催して頂きました。
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              就任の挨拶をする新住職の法誠
 前住職は住職在任30年。その間、伊勢堀分院に室内納骨堂の建設をはじめ、分院の本堂の建設をして寺院としての体制を整えました。
 これからは、この活動の舞台をいかに活用して、仏の教えを広めていくか、新しい住職に課せられた課題であります。
 本寺と分院の経営は、それなりの努力が伴いますが、大いにやりがいのある舞台であります。
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              祝賀会に参加くださいました方々
 たくさんの方々が参加して頂き、新住職のスタートを祝ってくださいました。期待に応えるべく、頑張って頂きたいものです。
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by butda2 | 2013-11-26 16:12 | 山寺の行事 | Trackback

住職継職奉告法要を間近にして

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            住職継職奉告法要を間近にして

 当寺の創建は大正13年で、鹿児島県においても比較的に新しく、今年で90年になります。開基住職は、福岡県の出身で、大隅の地に浄土真宗の布教に来たのが縁で、志布志の山間地に入寺しました。

 現在の住職の小生は2代目で、昭和58年に継職して30年になりました。齢が78を過ぎたので、若院に第三世の住職を引き継ぐことにし、門信徒の方々の協力で、来る11月23日には本寺で、また、翌日の24日は分院で、盛大な「専念寺第三世住職継職奉告法要」を厳修することを計画して頂きました。

 当寺の歴史は余り古くありませんが、寺の背景には、明治初年には山間地において、念仏禁制を潜って、隠れ念仏を堅持した先祖が居られ、今もその名残をとどめ、寺に対する敬慕の念は篤いものがあります。

 11月23日と24日の継職法要に続いて、24日の夜は、市内のホテルで、約160人余りの方々が参加して頂き、「住職継職祝賀会」も計画されています。

 今は、来る継職法要の準備中ですが、門信徒の方々に、ただただ感謝するばかりです。
 
 法要の様子は後日報告させていただきます。
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by butda2 | 2013-11-18 17:36 | 山寺の行事 | Trackback

専念寺の秋の彼岸法要

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              専念寺の秋の彼岸法要

 先日の伊勢堀院彼岸法要に続いて、専念寺でも、彼岸法要を2日間、広島から本願寺布教使を招聘(しょうへい)して勤めました。

 中国の高僧、善導大師(浄土真宗の七高僧の一人)は、「彼岸のこの日 太陽は真東より昇り 真西に沈む その日の沈む彼方(かなた) 十万億の仏国土を過ぎて 阿弥陀如来の浄土はまします。」と仰せになりました。
 この善導大師の言葉は、彼岸についての比喩でありますが、彼岸とは仏教では「悟りの世界」つまり「極楽浄土」のことをいいます。
 これに対して、私どもが生活している世界を「此岸(しがん)」と言います。此岸とは、「思い通りにならない世界」「生 老 病 死」の苦しみから逃れられない世界のことであります。
 この苦悩の此岸の世界から、やがて、この世の縁が尽きたら、仏様の救いによって、彼岸の世界に生まれることを願う行事を彼岸といいます。

 また、彼岸法要とは、先に亡くなられた方々を供養するだけでなく、仏様のみ教えを聞いて、日々の生活を感謝しながら生きていくことを味わう、大切な法要です。
 彼岸といいますと、すぐにお墓参りだけを考えますが、その事だけでなく、今生きている私が救われる、み教えに会わせていただくことが、何よりも大切であります。

 機会を見つけて、お寺参りをして、仏法を聴聞いたしましょう。
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by butda2 | 2013-09-26 13:47 | 山寺の行事 | Trackback

お盆の行事

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               お盆を迎える専念寺本堂
 お盆の正式名称は「盂蘭盆会」(うらぼんえ)と言います。この「盂蘭盆会」とは、インドの古語、サンスクリット語の「ウランバナ」(逆さ吊り)を漢字で音写したもので、転じて「逆さまに吊り下げられるような苦しみにあっている人を救う法要」という意味の行事を言います。

 この「お盆の行事」は、お釈迦様の弟子の1人、目蓮尊者の母親が、餓鬼道(がきどう)に落ちて苦しんでいるのを神通力で見て、お釈迦様の教えに従い、僧を招いて供養し、その功徳によって救われたという「盂蘭盆経」によるものです。

 盆の行事は、7月または8月13日~15日までの3日間をいいます。行事は地方によって異なりますが、13日に迎え火を炊き先祖を迎え、14日、15日のどちらかに僧侶を迎えて経を上げてもらい、15日の夜は送り火をする所もあります。

 盆の行事は、推古天皇の14年(606)に始めて盆の行事が行われたという記述があるので、かなり古くから行われた、伝統行事のようです。

 専念寺と伊勢堀院では、8月7日の七夕に合わせて、ちょうちん(提灯)を飾ります。
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by butda2 | 2013-08-07 09:54 | 山寺の行事 | Trackback

戦没者追悼法要

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                献花する戦没者遺族
 専念寺では、戦没者追悼法要を、毎年7月の第3土曜日に、戦没者の遺族や関係者により厳修しています。
 今年も本日、7月27日(土)午前10時より、大勢の関係者家族が参詣されて、読経の中、参列者全員が、焼香ならびに献花をし、住職の法話を聴聞、みんなで仏教唱歌「み仏に抱かれて」を斉唱して終わりました。

 今年で戦後68年になります。遺族の方々も高齢者の方々が多くなりましたが、中には孫の方も詣っていだだいています。
 戦没者の大半が20代で、国のために尊い命を散華しておられます。
 戦後の日本は今日、未曾有の発展を遂げ、ややもすると悲惨なあの戦争の犠牲者を忘れて、贅沢な生活を送っているのではないでしょうか。
 そうした現状を顧みて、年に1回、戦没者追悼の法要を行い、戦争犠牲者に対する哀悼の誠を表すことは大切なことではないかと思います。

 法要の終わりに、参列者の一人の方が、戦没者を偲んで軍歌を唄ってくださいましたが、中には聞きながら涙しておられる方もいました。
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by butda2 | 2013-07-27 21:06 | 山寺の行事 | Trackback

お釈迦様の誕生会

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お釈迦様の誕生日は4月8日と言われ、寺では「灌仏会」などの
行事が行われます。
お釈迦様は今から二千五百年前、インドの釈迦族の王子として
誕生rされました。生まれてすぐに、右手で天を、左手で地を指して
「天上天下唯我独尊」と言って、天にも地にも、我れこそ尊いものは
ない。と、自分の命の尊さを説かれたと言われています。
専念寺では、4月の永代経法要の時に、参詣の方々と、甘茶をかけて
お釈迦様の誕生を祝っています。
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by butda2 | 2013-04-17 20:42 | 山寺の行事 | Trackback