ことだま日記

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豊作を願う田の神様

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                 森山の田の神様
 森山の地にある専念寺は、明治初期まで、日向国諸懸郡志布志内之倉村の役所のあった所で、地番は内之倉番地です。
 内之倉は森山校区をはじめ、四浦校区、八野校区、潤ヶ野校区と志布志校区の一部で、いずれも内之倉番地です。その中心地が森山で、小学校をはじめ、お寺、神社、警察署の駐在所、内之倉郵便局などが、周りに今もなお集中しています。

 田の神様は農耕や豊作の神様として造られたもので、旧薩摩藩領内だけに見られるものです。県内には約1500体があり、志布志町内にも約40体あるそうで、その内5体が有形民俗文化財に指定されているものの一体です。

 中でも、この森山の田の神様像は、最も大型のもので、狩衣を着け、右手にスリコギ、左手にメシゲ(しゃもじ)を持った神官型の座像で、幕末の1847に建造されたものです。

 周りの田や河川は造成されて、昔の面影はありませんが、神社とその前に鎮座されている田の神様は昔と変わらず、私の少年時代の思い出を呼び起こしてくれる、貴重な存在です。
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by butda2 | 2013-08-19 09:22 | 山寺の風景 | Trackback

琵琶を弾く天女

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              敦煌のロータリーに立つ反騨琵琶の像
 最近、国の内外で収集した仏像をもとにして、ブログを書いています。
 集めた仏像を改めて見ると、旅の思い出が走馬灯のごとくよみがえってきます。
 特に、パキスタンのガンダーラで求めた「釈迦苦行像」など、何にも代えがたい貴重な仏像の一つで、あの時ガイドしてくれた、若いワシューム君はどうしているだろうか、などと思ったり、時間も空間も超えて、仏像は私を思い出の世界に引き込んでいきます。

 ある夜、仏像ではないのに、突如として琵琶を弾きながら舞っている天女の姿が現れた。あれは紛れもなくオアシスの街、敦煌のロータリーに立つ「反騨琵琶」を弾く天女である。
 琵琶は、彼女の後ろの背中で弾かれ、極めて大きな動作で私に迫ってくる。

 天女に出合ってからもう14年にもなるのに、夢に出てくるとは!
 記憶の何処かに、今もなお、彼女の姿が媚びているのだろうか!
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by butda2 | 2013-08-18 08:19 | 山寺の仏たち | Trackback

猛暑に咲くヒマワリ

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                 花壇に咲くヒマワリ
 志布志市の市花は「ヒマワリ」、市木は「ビロウ(枇榔)」です。
 志布志市では、集落や公民館などの花壇には、よく、市花のヒマワリが植えてあります。

 今年の猛暑は異常のようで、鹿児島では、35度以上の猛暑日がすでに20日以上も続いて、水不足で、農作物の被害も出ています。
 高知県の四万十市では、最高気温が41度を越え、日本一気温が高い市になったとのことです。

 こうした猛暑にもかかわらず、ヒマワリは太陽に向かって勢いよく咲いています。
 口蹄疫や放射能汚染で使えない農地に、ヒマワリを植栽したことが報道されていましたが、ヒマワリは、どんな環境にも適応し、環境を改善する力を持っているようです。

 お盆が過ぎて、朝夕はしのぎやすくなりましたが、昼間は今日も温度計は30度を指しています。
ヒマワリとは逆に、私は暑さに萎えています。
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by butda2 | 2013-08-17 10:16 | Trackback

マニグルマの功徳

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               お経の功徳の入ったマニグルマ
 平成8年に続いて、私は、平成16年10月、2度目のインド、ネパール仏跡の巡拝に伊勢堀院の仲間と旅行しました。約2週間の日程はかなりの体力がいります。

 この「マニグルマ」(摩尼車)は、ネパールの首都、カトマンズの寺院の近くの店で求めたものです。マニグルマは寺院を囲む壁などに設置されていて、そこを通る人たちが、ぐるぐると回している姿を良く目にします。

 マニグルマの中には、経典が入れてあり、マニグルマを回すことで、お経の功徳、仏様の功徳が受けられるという教えに従って、行っています。
 車を1回まわせば、お経を1卷読んだと同じ功徳が得られると言われています。

 世界一幸福な国、ブータンの街角では、いたるところにマニグルマがあって、人々が笑顔で回している姿をテレビで見たことがあります。
 マニグルマを回すことで、ブータンの人たちのように、幸せが授かるのかもしれません。
 私も回してみます。
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by butda2 | 2013-08-16 13:36 | Trackback

蓮如上人の六字名号

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              蓮如上人御真筆の六字名号(複製)
 蓮如上人(1415~1499)は室町中期、不振であった本願寺第八世として出生し、独自の教化をもって、浄土真宗の教えを全国に広めた高僧で、本願寺中興の祖といわれています。

 大衆の教化のために、上人は門徒衆に対して、手紙(消息)=「御文章」(「お文」)を書いて教化した一方、写真の掛け軸のように、名号(南無阿弥陀仏のことで、六字名号といいます)を数多く書き、信仰の本尊としました。
 当時は仏壇などなく、家の壁などに掛けて、朝夕に名号の掛け軸に礼拝しました。

 本来、仏教においては、礼拝の本尊は仏像や絵画の仏像でありましたが、文字(名号)を本尊として礼拝の対象にしたのは親鸞聖人でした。
 親鸞聖人や蓮如上人の書いた名号には、先の六字名号のほか「帰命盡十方無碍光如来」の十字名号、「南無不可思議光仏」の八字名号の、三種の名号本尊がありますが、蓮如上人は主に、六字名号を与えて、彼岸や先祖の命日などの仏事の時に掛けて、尊崇することをすすめました。
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by butda2 | 2013-08-15 07:07 | Trackback

少なくなったアブラセミ

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             椿の木に止まっているアブラセミ
 例年、8月になると境内のあちこちでうるさいぐらいに鳴いていたアブラセミの声が、今年は極端に少ないのが気になります。
 セミといえば、アブラセミが代表するぐらいで、日本の夏を代表するセミの一種なのに、鳴いているセミは、わずかなものです。

 先に、少なくなったシオカラトンボを書きましたが、どうも昆虫たちが住みにくい地球環境になってきているのではないかと気になります。
 シオカラトンボだけではありません。赤トンボ、ギンヤンマ、オニヤンマ等々、まったくお目にかかりません。ただ、ウスバキトンボだけは、すいすいと飛び交って、お盆の訪れを知らせてくれています。

 何日もかかって、ようやくアブラセミをカメラに収めることが出来ました。もっと大きくと思って、近づいたら、飛んで行ってしまいました。
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by butda2 | 2013-08-14 08:53 | 山寺の風景 | Trackback

伊勢堀院の初盆合同供養

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                 伊勢堀院の初盆供養
 伊勢堀院では、毎年8月13日の午後1時から「初盆合同供養」を行っています。今年は、例年よりも多い家族の方々が、伊勢堀院で初盆の供養をされました。

 住職をはじめ、3人による読経の後、住職による法話がありました。
 特に、今回の住職の法話は、お盆にまつわる、目蓮尊者のお母さんの話があり、亡くなられた方に対する供養のあり方を、みんなで味わっていただきました。

 また、午後3時からは一般の門信徒による「合同盆供養」が行われ、若院の法話、明心(長女 龍子)による仏教唱歌「み仏にいだかれて」の解説と斉唱がありました。
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by butda2 | 2013-08-13 14:38 | 伊勢堀院たより | Trackback

伊勢堀院の記念法要

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          伊勢堀院開基20周年 伊勢堀院住職継職記念法要
 専念寺分院の伊勢堀院は、平成5年に納骨堂の建設に着手、翌年に落慶法要を行いました。今年で開基20年になります。
 その後、平成13年に本堂の落成、続いて、山門、第2納骨堂の落成と、境内に寺としての施設が完成しました。
 伊勢堀院はこの様に、わずか20年の短い歴史ですが、関係者の熱心な支援により、堅固な基礎ができつつあります。
 昨年の9月末に、専念寺長男 法誠 が帰山して、すでに伊勢堀院に居住して法務を行っています。
この度、専念寺住職の継職と併せて、伊勢堀院第二世住職を継職することにいたしました。
 下記の日程で、記念法要と継職祝賀会を行いますので、ご協力をお願いいたします。
          
             伊勢堀院 記念法要日程
1、日  時  平成25年11月24日(日) 午後1時30分開始
2、場  所  伊勢堀院本堂
3、法要懇志  1口 3、000円以上
             記念祝賀会
1、日  時  平成25年11月24日(日)午後6時開宴
2、場  所  志布志湾大黒(夏井)
3、会  費  1人5、000円(申込み10月末まで 伊勢堀院または送金) 
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by butda2 | 2013-08-12 07:09 | 伊勢堀院たより | Trackback

専念寺住職継職法要

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              専念寺住職継職法要の看板
 専念寺では、来る11月23日、午後1時30分より、専念寺第三世、釋法誠の住職継職法要を厳修いたします。なお、専念寺分院、伊勢堀院におきましては、翌24日に、同様の法要をつとめます。

 専念寺の創建は大正13年で、来春には90周年を迎えます。
 開基住職は、福岡県から着任した釋専心で、昭和57年まで60年間、浄土真宗の開教につとめ、専念寺の基礎を築きました。
 第二世の釋法明は、同年に教職を退職して帰山して、住職を継職、専念寺内陳の全面改修を行い、また、伊勢堀院の創建などにたずさわり、住職を30年間つとめてきました。

 今回、第三世を継職します釋法誠は、大学卒業後、会社勤めを約20年間してきましたが、退職して龍谷大学大学院に学び、昨年の9月に卒業して帰山しました。 法要等の日程は下記の通りです。
           専念寺継職法要
1、日  時  平成25年11月23日(土) 午後1時30分開始
2、場  所  専念寺本堂
3、法要懇志  1口=3、000円以上(9月末まで=集落世話人又は専念寺まで)
           継職祝賀会
1、日  時  平成25年11月24日(日) 午後6時開宴
2、場  所  志布志湾大黒(夏井)
3、会  費  1人5、000円  (申込みは10月末まで=集落世話人、又は専念寺まで)
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by butda2 | 2013-08-11 09:10 | Trackback

親鸞聖人、蓮如上人の二尊連座像

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                  二尊連座像(にそんれんざぞう)
 親鸞聖人と蓮如上人との御影を描いた、この「二尊連座像」は、大津市堅田町の本福寺に所蔵するものを複製したものです。
 蓮如上人が、本福寺の第三世、法住に寛正2年(1461)に授けたもので、蓮如上人は、この種の二尊連座像を他にも数本授けていますが、上人が、本福寺の法住に授けた以前の記述は見当たらないので、この連座像が最初のものであると思われます。

 本福寺において、この連座像を参詣人に開帳したときの説明書に、次のように述べられています。
「是に拝まれたるは、対座の御影と申して、上なるは祖師聖人、下に御座なさるは蓮如上人(中略)、世に二尊像は数多なれども、か様に大幅に成し下されたは、紀州鷺森(さぎのもり)の御坊と本福寺に限る事にして、大切なる御影なれば、謹んで拝礼あられましよ」と述べられ、裏書きには、蓮如上人の御真筆が添えられています。

 蓮如上人は、御文章ばかりでなく、この様に、御影像や名号などを門弟に与えて、浄土真宗の布教に努められました。
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by butda2 | 2013-08-10 12:07 | 山寺の仏たち | Trackback