ことだま日記

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インドの旅ータージ・マハル

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             世界最大の霊廟ータージ・マハル

 インド観光のナンバーアワンは何といっても「タージ・マハル」ではないでしょうか。
 世界で最も美しい霊廟と言われる「タージ・マハル」は、インドのムガル帝国の第5代の皇帝、シャー・ジャハーンが、若くして亡くなった最愛の王妃、ムムターズ・マハルのために建てた白い大理石造りの巨大な建物です。

 皇帝のシャー・ジャハーンは、王妃のムムターズ・マハルを限りなく愛し、常に王妃を傍におき、戦場にも伴ったと言います。
 王妃は14人もの子どもを生みますが、36歳の若さで亡くなりました。皇帝は深く悲しみ、王妃のために、世界各地から最高の職人と材料を集めて、イスラム様式の壮大な霊廟を建立しました。

 この「タージ・マハル」は、1653年に建設されたもので、1983年に、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。

 私は平成8年2月と、平成16年10月の2回、インドを旅して、「タージ・マハル」を見学しましたが、見るたびに、皇帝がいかに王妃を愛したのかを感じて、胸の痛む思いがしました。建物の偉大さと共に、人の愛情の素晴らしさを物語っています。
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                初めて法を説くブッタ
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by butda2 | 2013-10-29 20:21 | Trackback

避けていった今年の台風

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              避けていった台風27号の進路

 鹿児島県志布志市では、ここ数年台風らしい台風が、お陰さまでほとんど上陸しません。今年も台風が28号まで発生しましたが、どれも鹿児島県の大隅半島は避けて通り、雨量も大したことはありませんでした。

 伊豆大島では、先の台風で甚大な被害を受け、多くの死者、行方不明者が出て、今もなお行方不明者の捜索と、島全体の復興に自衛隊をはじめ、多くのボランティアの人たちが苦労しておられます。
 伊豆大島の様子を見ると、台風が来なかったことを、喜んでばかりではいられません。一日も早い復興を願うばかりです。

 鹿児島県でも、奄美大島では台風27号の進路がゆっくりで、長時間の風雨で、与論島などでも多くの家屋が被害を受けたようです。

 ここ数年の台風の進路は、沖縄や奄美大島の辺りから急に進路を東に変えて、近畿地方や関東方面に向きを変える場合が多いように思います。
 以前は、多いときには年に2-3回は台風に見舞われていました。気象の異常な変化で、猛暑だけでなく、台風の進路まで異常になったのではないのでしょうか。

 思うに、阪神大震災や東日本の大震災、更には今回の伊豆大島などを襲った台風の災害など、自然の猛威にさらされると、人間の力など、ひとたまりもないことを痛切に感じます。自然を侮ってはならない。自然に対する畏敬の念を忘れてはならないと思います。
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by butda2 | 2013-10-28 22:31 | Trackback

クシナガラの涅槃寺にて

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             おシャカさまの涅槃像に参拝して

 私は、インド、ネパールの仏跡を訪ねて、2回ほど巡拝しました。最初の巡拝は平成8年2月でしたが、インドのムンバイ(ボンベイ)の空港に着いたときの驚きは、今でも忘れられません。
 空港内や路上の薄暗さ、夜中なのに路上の生活者の多いこと、車と人の混雑等など、私の少年時代に見た頃にタイムスリップしたような気がしました。

 1回の巡拝は12~3日間でしたが、仏跡を参拝しながらインドの環境に馴れてくると、最初のカルチャーショックはいつのまにやら薄れ、むしろ、人間の本来の姿に接した気がして、だんだんインドの持つ良さに引き込まれていきました。

 続いて、私は平成16年10月、志布志の仲間たちを誘って、再びインド、ネパールの仏跡巡拝の旅に出掛けました。ブッタガヤ、ベナレス、サールナート等々、それぞれの思い出が心に焼き付いています。
 写真は、クシナガラの涅槃像に参拝した時のものです。シャカは35歳で悟りを開き、80歳で入滅
するまでの45年間、あらゆる人たちにl説法をしましたが、シャカが最期に説法した言葉は「自灯明 自帰依、法灯明 法帰依」でありました。つまり「自らを灯とし、自らをよりどころとせよ」「法(仏の教え)を灯とし、教えをよりどころとせよ」と言い残してこの世を去りました。
 自らをよりどころとせよ!とは、教えに裏打ちされた自分のことだと思います。何んの心のよりどころも持たない、自分のことでは決してないのではないかと思います。
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by butda2 | 2013-10-27 15:16 | お釈迦さま | Trackback

椿のハツアラシが咲きました

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              ハツアラシを花瓶に挿して

 10月の半ばが過ぎて、裏山に行ってみたら、椿のハツアラシ(「初嵐」)が咲いていました。ハツアラシは、数ある椿の中で、秋になると咲く珍しい椿です。
 ハツアラシは、抱え咲の白い花で、蕾はまるで和菓子にある白玉ようです。ここから別名「白玉椿」と言われるのだそうです。

 我が家のハツアラシは、毎年10月になると咲きますが、どうもまばらに咲くので、写真を撮るのにあまり向いていません。
 そこで、花の咲いている枝を2、3摘んで、家内に花瓶に挿してもらい、写真に撮りました。

 話によると、昔の武士は椿の花を好まなかったと聞きました。どうやら、椿の花が散るとき、花びらが散るのでなく、咲いたままポトンと、首から落ちるのが気に入らなかったようです。
 今も昔も、人間の「死」については敏感で、いろいろと縁起を担いで、迷信にも本気になっている人もいます。
 日の良し悪しのことを気にしたり、方角のことなど、今でも真剣になって話す人もいます。

 仏教の言葉に「本当のことを知らない人は、本当でないことを、本当にする」とあります。本当のことを知るには、学ぶことしかありません。
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by butda2 | 2013-10-26 06:06 | 寺を彩る植物たち | Trackback

毎日新聞ーはがき随筆

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          毎日新聞はがき随筆ー月間入賞の盾

         はがき随筆ー「ペットの盆供養」(9月度佳作入賞)
 毎日新聞の鹿児島版に読者が投稿する「はがき随筆」の欄があり、私もH15年からほとんど毎月一本投稿しています。この欄では毎月、月間賞1、佳作2が選ばれます。私はれまで、月間賞1回、佳作5回頂きましたが、今回の佳作入賞は本当に久し振りでした。10年間で入賞7回ですから、あまり成績のよい方ではありません。次に今回の作品を掲載いたします。

         「ペットの盆供養」(2013、9、15掲載)
 「当園では毎年、ペットの盆供養をしています。読経と法話をお願いしたいのですが」という、ペット霊園からの電話である。
 行ってみて驚いた。40~50人収容できるホールは満員で、入り口の外にテントを張るほどの参列者である。家族の一員として暮らしたペットとの断ちがたい絆を私は感じた。
 読経の後、東京の渋谷駅前に建つ「忠犬ハチ公」の話をし、ペット達にも、犬のハチのように、飼い主に対する深い思いがあるのでは、などと話した。
 参列者の中には、在りし日を思い出してか、目に涙が・・・・。

 入賞の盾はまだ届きませんので、写真の盾は前回頂いたものを掲載いたしました。
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by butda2 | 2013-10-25 13:05 | Trackback

阿弥陀如来の願い

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            阿弥陀如来のお建てになった極楽浄土

 阿弥陀如来は、私ども衆生のために、素晴らしい世界「極楽浄土」をお建てになって、どの様な衆生も、分け隔てなく迎え入れることを大きな役割にしている仏様です。

 阿弥陀如来のお建てになったのが「極楽浄土」ですが、浄土をお建てになったのは阿弥陀如来だけではあるません。
 例えば、大日如来は「密厳浄土」を、薬師如来は「浄瑠璃浄土」を、釈迦如来は「霊山浄土」をそれぞれお建てになっていますが、浄土と言うとすぐに阿弥陀如来のお建てになった「極楽浄土」を思い浮かべます。それほど阿弥陀如来は多くの人々に親しまれているのではないでしょうか。

 「仏説阿弥陀経」というお経には、阿弥陀如来がお建てになった極楽浄土の様子が説かれています。それによると、「極楽世界はとても広く、そこでは鳥たちがさえずり、池には蓮の華がいっぱいに咲き乱れ、それでいて、とても荘厳な雰囲気があり、そこでは苦しいことも辛いことも一切なく、そこに生まれた人たちは、心穏やかに過ごしている」と、極楽浄土の様子が説かれています。

 自分の持っている煩悩をもとにして苦しみ、そこから抜けきれない私たち衆生を、救いたいと願って立てられたのが「四十八願」といい、その十八番目(「第十八願」)には、その救いを信じて、すべてを阿弥陀如来に任せることによって、救われることを説いています。

 こうした仏の救いを信じて称えるのが「南無阿弥陀仏」という念仏です。「ただ念仏して仏に救われる」という教えが浄土真宗ではないでしょうか。                  合 掌
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by butda2 | 2013-10-24 03:02 | 山寺の仏たち | Trackback

秋の風景ーシロガネヨシ

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              秋の風景ーパンパスとそば畑

 ここ鹿児島では、昼間はまだ27、8℃まで気温が上がりますが、朝夕は20℃まで気温が下がり、肌寒くなりました。

 山寺の周りは、すっかり秋の風情が感じられます。山寺から少し戸外に出ますと、パンパスが終わりに近くなっています。
 パスパスは、シロガネヨシ、パンパスグラスとも呼ばれ、原産はブラジル、アルゼンチン、チリなどの南米大陸の草原(パンパス)に自生している植物です。
 高さ2、3mと大きく成長し、葉は密集して伸び、8-10月にかけて垂直に立ち上がった茎に、長さ50-70cmの羽毛のような花穗をつけます。
 パンパス(シロガネヨシ)は、雄株と雌株があり、雄株の花穗は細長いのに対して、雌株は、写真のパンパスのように、幅広く綿毛を持っています。山間地では、パンパスは秋によく似合う風景です。

 パンパスの生えている土手の畑には、そばが一面に花を咲かせ、間もなく収穫が始まります。

 例年になく猛暑に見舞われた今年の夏も、いつの間にやら終わり、確実に秋がやってきています。歳を取りますと、暑さにも弱いですが、極寒の冬も堪えます。無事に春を迎えられるか、今から心配ですが、時の流れに身を任せるほかありません。
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by butda2 | 2013-10-23 03:45 | 山寺の風景 | Trackback

種田山頭火の句碑

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              志布志の街角に立つ山頭火の句碑

 放浪の俳人、種田山頭火が志布志を訪れたのは、昭和5年の秋のことであったといいます。同年の 10月10日に、福島(現串間市)から徒歩で志布志に入り、志布志に2泊滞在して、街中を行乞(ぎょうこつ)して、12日に志布志駅から都城へ向かったとのことです。

 2泊3日という短い間に、山頭火は46もの句を詠んでいます。また、山頭火の日記「行乞記・あの山越えて」の中に、志布志の様子も描かれています。それによると、山頭火は街で若い巡査に「托鉢なら托鉢らしく正々堂々とやりたまえ」と注意されたとのことであります。

「秋の空高く 巡査に叱られた」これがその時に詠った句のようです。

 この事が原因だったのか、山頭火は志布志での行乞を止め、12日には都城へ旅立っています。こうして、山頭火の鹿児島での旅は志布志のみ滞在で終わっています。

 山口県防府の生まれの放浪の俳人山頭火を訪ねたことがあります。多くの句の中で私の好きな句は次の句です。
 「捨てきれない にもつの重さまえ後ろ」
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          「一きれの雲もない 空のさびしさまさる」
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by butda2 | 2013-10-22 04:45 | Trackback

豊作を見つめる田の神様

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               実りの秋を見守る田の神さぁ

 我が家の「田の神さぁ」は高さは25cmの「ミニ田の神様」で、かねては、玄関の下駄箱の上に鎮座しています。

 もともと、田の神様は、春になると山から下りて田を見守り、秋になると山に帰るという、いわゆる田の神信仰で、全国各地にある農耕信仰の一種であります。

 しかし、旧薩摩藩(薩摩、大隅、日向)の田の神様は石に刻まれて、田んぼの畦などに鎮座しています。つまり、石に刻まれた田の神様は、島津氏が統治した地域独特の神様のようです。

 台風26号による災害は、伊豆大島では甚大な被害をもたらしました。特に、豪雨による地滑りの凄まじさは、テレビで見ていると、自然の猛威の恐ろしさを感じました。
 一日も早い復興を願わずにはいられません。

 考えてにますと、先人たちが自然の災害を繰り返し体験して生まれたのが、田の神信仰ではなかったかと思います。苦労して育てた作物が、台風などによって一瞬にして災害にあい、失望のドン底を味わってきたことが、容易に想像されます。

 幸いに、ここ鹿児島県の志布志地区では、台風26号の被害を免れ、今年も稲の収穫を終えました。ただただ、田の神様に感謝するのみですが、農耕民俗にとっては、自然との関わりが深く、自然に対する畏敬の念が深まります。
 もう既に、山寺の周りの野山では、秋が深まり、ススキの穂が秋風になびいています。
 どうぞ、これからも自然の災害が起きませんように・・・。
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by butda2 | 2013-10-21 04:49 | 山寺の仏たち | Trackback

伊勢堀院の秋の境内

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                伊勢堀院の秋の境内

 鹿児島県志布志市志布志にある「伊勢堀院」は、同市にある専念寺の分院で、今年で開基20年になります。

 境内の敷地は約1500㎡(約5反歩)で、本堂をはじめ、納骨堂2棟を備え、駐車場も約50台は駐車出来るスペースを持っている、本格的納骨堂です。2棟目の納骨堂は、まだ設置されて日も浅く、納骨壇はまだかなり空いています。

 伊勢堀院は、志布志の高台(海抜50m)にあって、津波などの心配もなく、むしろ、震災などの時の避難所にも利用して頂く計画です。

 境内は出来るだけ環境整備に努力して、参拝者の心を癒す境内美化に努めています。今は、春先に植えたサルビアが、最も赤く色ずき、境内を彩っています。それでも、例年だと11月の半ばまでは咲いていると思います。
 また、境内の花壇には毎年咲く「タマスダレ」が満開で、伊勢堀堀院の秋を彩っています。

 清少納言は、秋は夕暮れと言いましたが、たしかに、陽が入りははててしまうと、伊勢堀院をそよぐ風の音、虫の音などは、とても秋の風情があります。
 是非、一度は伊勢堀院の秋を味わってみてください。
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by butda2 | 2013-10-20 03:55 | 伊勢堀院たより | Trackback