ことだま日記

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仏教の伝来とわが国の文化

                金色に輝く仏像の伝来
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 仏教の伝来は538年、百済の聖明王の使者がわが国の欽明天皇に金銅の釈迦如来像や経典、仏具などを献上したことが仏教伝来の始まりとされています。(仏教公伝)
 やがて、推古天皇の時代に「仏教興隆の詔」が出されて、各地に寺院建築が始まりました。

 これまでのわが国の宗教は自然崇拝をはじめ、霊的な目に見えない存在の神から、金色に輝く仏像を目の当たりにして、時の欽明天皇は驚嘆しました。
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 当時、仏教伝来といっても仏像の伝来で、経典も伝来しましたが、経典を読み解く人は居なかったはずです。しかし、当時の人々はきらめく仏像を見て、仏の温かい慈愛の心に引き付けられたようであります。
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 今まで崇拝していた神々は姿もなく、遠く山々におわします存在であったけれども、仏像を身近に見て、仏の慈悲の心に感動したに違いありません。

 やがて仏教の伝来を機に、文字の伝来、文学や仏教美術の進展、経典の解読など、今日のわが国の文化に欠かせない大きな役割を果たしました。
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by butda2 | 2013-11-29 11:03 | 山寺の仏たち | Trackback

秋を彩るリンドウの花

                秋を彩る懐かしいリンドウの花
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 かつては秋の今ごろ、野原の小道を通ると、野原の草むらに濃い青紫のリンドウの花をよく見かけたものでしたが、最近はほとんど見掛けなくなりました。
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 先日、山野草に詳しい自然公園指導員をしている友人から、私の家の近くの田圃の土手にリンドウが自生していのを確認したとの連絡がありました。
 早速タブレットを持参して、現地に行ってみますと、確かにリンドウの花が点在して咲いていました。さっそく写真を撮り、ブログに書いて紹介することにしました。
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 リンドウは、山野に自生する多年生植物で、濃い青紫の花は野趣、美しさ、可愛らしさなどを兼ね備えた野草で、古くから日本人に親しまれた山野草の一つです。
 久し振りに野の草むらに咲くリンドウの花に出合って、なにやらゆかしい気持ちになりました。
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by butda2 | 2013-11-28 06:56 | 山寺の風景 | Trackback

住職継職記念祝賀会

               住職就任祝賀会
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              前住職の住職退任の挨拶
 本寺の専念寺第三世住職継職法要は11月23日、分院の伊勢堀院第二世住職継職法要は、翌日の24日に盛大に行われました。
 この継職法要を終えて、24日の午後6時から志布志市のリゾートホテル「志布志湾大黒」において
165人の関係者の方々が参加して頂き、盛大な就任祝賀会を開催して頂きました。
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              就任の挨拶をする新住職の法誠
 前住職は住職在任30年。その間、伊勢堀分院に室内納骨堂の建設をはじめ、分院の本堂の建設をして寺院としての体制を整えました。
 これからは、この活動の舞台をいかに活用して、仏の教えを広めていくか、新しい住職に課せられた課題であります。
 本寺と分院の経営は、それなりの努力が伴いますが、大いにやりがいのある舞台であります。
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              祝賀会に参加くださいました方々
 たくさんの方々が参加して頂き、新住職のスタートを祝ってくださいました。期待に応えるべく、頑張って頂きたいものです。
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by butda2 | 2013-11-26 16:12 | 山寺の行事 | Trackback

住職交代の法要を終えて

  
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         住職交代の法要(継職法要)を終えて

 当山に於いては、先日、住職交代の法要を行いました。本寺の専念寺では11月23日、分院の伊勢堀院では、翌日の11月24日、いずれも午後1時30分から近隣の寺院の法中の方々をお招きして、法要を勤めました。
 専念寺は大正13年の創建で90年、第三世住職を、分院の伊勢堀院は平成5年の開基で今年で20年で、第二世住職を長男に引き継ぐことにいたしました。私は現在78歳。元気なときに長男(48歳)に住職を継職出来ることを嬉しく思っています。
 継職法要に当たりましては、門信徒の方々の協力で、盛大な法要と継職祝賀会を開催して頂きました。
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        住職を継職した「釋法誠」の就任の挨拶

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         法要に参集された法中の方々
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         専念寺分院 伊勢堀院「法灯会」役員の方々
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by butda2 | 2013-11-25 12:07 | 伊勢堀院たより | Trackback

愚痴聞地蔵の歌碑建立

  
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            愚痴聞地蔵歌碑の除幕式

 伊勢堀院の境内ある「愚痴聞地蔵」は、平成10年に篤志者によって建立されました。この愚痴聞地蔵さんは、それぞれの人間の持つあらゆる愚痴を聞いてくださる菩薩様です。

 私たち人間は、煩悩だらけで、我欲の固まりであります。自分の思い通りにならないと、不平不満の愚痴をこぼしたくなります。
 愚痴とは、自分の不平不満をいくら言っても何にもならないことを愚痴と言います。しかしながら、何にもならないことは分かっていても、やっぱり不平不満を口にします。そして、時には人を傷つけてしまうことがあります。

 愚痴を我慢すると、ストレスがたまり、体によくありません。そこで、どうにかして人を傷つけずに思う存分愚痴を言えないのか。こうした思いを実現するために「愚痴聞地蔵」さんが建立されました。
 寺の信徒の方が、こうした思いで建立された地蔵さんに心を寄せて、次のような短歌を創って歌碑を建立してくださいました。
 「ふっくらと厚き手のひら耳朶に添え愚痴聞地蔵笑みて座し居る」(稲木政子詠)

 仲間みんなで歌碑の除幕式をしました。誰でも遠慮なく、愚痴を言いに来てください。
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by butda2 | 2013-11-23 22:08 | 伊勢堀院たより | Trackback

専念寺分院・伊勢堀院の住職継職法要を間近にして

  
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            伊勢堀院の住職継職法要を間近にして

 専念寺分院・伊勢堀院は開基して20年になりました。11月23日には本寺の専念寺で、翌日の24日には分院・伊勢堀院にて住職交代の継職法要が行われます。

 分院の伊勢堀院は、志布志市の郊外、海抜約50mの高台にあり、比較的に広大な境内に恵まれ、環境のとても良い地に位置しています。

 伊勢堀院には、門信徒の組織である「法灯会」が組織され、会の総代をはじめ、会員の方々が協力的で、行事の度に献身的に奉仕してくださいます。
 環境美化にも努力してされ、継職法要の準備も滞りなく終わり、静かに継職の日を迎えようとしています。

 継職法要に続き、24日の夜は「住職継職祝賀会」が行われますが、その模様に付いてもブログに書きたいと思っています。
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by butda2 | 2013-11-22 22:28 | 伊勢堀院たより | Trackback

住職継職奉告法要を間近にして

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            住職継職奉告法要を間近にして

 当寺の創建は大正13年で、鹿児島県においても比較的に新しく、今年で90年になります。開基住職は、福岡県の出身で、大隅の地に浄土真宗の布教に来たのが縁で、志布志の山間地に入寺しました。

 現在の住職の小生は2代目で、昭和58年に継職して30年になりました。齢が78を過ぎたので、若院に第三世の住職を引き継ぐことにし、門信徒の方々の協力で、来る11月23日には本寺で、また、翌日の24日は分院で、盛大な「専念寺第三世住職継職奉告法要」を厳修することを計画して頂きました。

 当寺の歴史は余り古くありませんが、寺の背景には、明治初年には山間地において、念仏禁制を潜って、隠れ念仏を堅持した先祖が居られ、今もその名残をとどめ、寺に対する敬慕の念は篤いものがあります。

 11月23日と24日の継職法要に続いて、24日の夜は、市内のホテルで、約160人余りの方々が参加して頂き、「住職継職祝賀会」も計画されています。

 今は、来る継職法要の準備中ですが、門信徒の方々に、ただただ感謝するばかりです。
 
 法要の様子は後日報告させていただきます。
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by butda2 | 2013-11-18 17:36 | 山寺の行事 | Trackback

晩秋の来客

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              晩秋の境内に馴染みの来客

 毎年、晩秋に我が家に訪れる、馴染みの来客について、毎日新聞に書いた小生のエッセイを紹介いたします。(毎日新聞鹿児島版「はがき随筆」より)

         「ヤー、久しぶり」(平成25年11月16日掲載)

 [10月半ばの早朝、家内が大きな声で「お待ちかねの方が、来てますよ!」と私を呼ぶ。時計を見るとまだ午前5時半にもなっていない。「誰が?」と聞くと「ほら、ほら、呼んでますよ」と言う。びっくりして起きて行ってみると、何とお待ちかねの方はジョウビタキであった。
 毎年、秋の深まりとともに夫婦で訪れ、冬が終わるまで我が家に滞在してくれる。
 姿はとても美しいのに、呼んでくれる声はそうでもない。
 でも、会う度に鳴きながら、頭を下げてあいさっをしてくれるから好きだ。
 来春まで、またよろしく!]

 毎年やって来るジョウビタキは、人懐こい小鳥ですが、なかなかその姿を写真に撮ることができませんが、ジョウビタキのつがいは我が家の境内と裏山が縄張りのようで、あちこちと忙しそうに飛び交っています。
 銀杏の葉っぱも色づき、掃除に手こずる落葉の季節になりました。
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              ジョウビタキが縄張りにしている境内
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by butda2 | 2013-11-16 17:10 | 山寺の風景 | Trackback

秋を彩るピラカンサ

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           枝もしなえるほど果実を付けたピラカンサ

 我が家のピラカンサは、毎年、枝がしなえるほどに、真っ赤な果実をたくさん付けています。

 ピラカンサは、バラ科の常緑性の低木で、春には白い花を咲かせます。秋から冬にかけて、赤や柿色の、つやつやした果実を付けます。 果実は密集して付けて、果実の重さでピラカンサの枝がしなるほどになります。

 ピラカンサは、刈り込んで庭木にしたり、生け垣にしたり、また、鉢植えにして楽しんでいる人が多いようです。

 真っ赤に熟れたピラカンサを、メジロがついばんでいる様子を見ていると、メジロが大きな口をして、それこそ目をしろくろしてピラカンサの実を飲み込んでいるしぐさがとても滑稽です。

 真冬になり、だんだんと寒さが厳しくなってくると、やがてヒヨドリが来て、ピラカンサをついばむようになると、数日で食べ尽くしてしまいます。ヒヨドリを追っ払うと、何処に隠れているのか、メジロがすぐ来てピラカンサをついばみます。判官びいきとでもいいますか、弱いものに加勢してやりたくなるのが人情なのではないでしょうか。
 
それにしても、今年も例年通り、ピラカンサの枝がしなるほどに果実を付けて、秋の境内を彩っています。
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by butda2 | 2013-11-14 22:34 | 寺を彩る植物たち | Trackback

秋を彩るツワブキの花

 
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             境内の秋を彩るツワブキの花

 早いもので、もう11月の半ばになろうとしています。鹿児島でも北西の風がだんだんと強く吹き、木枯らしの吹く本格的冬が間もなくやって来ます。

 清少納言は「秋は夕暮れ・・・」といいましたが、たしかに秋の夕暮れには何となく、しっとりとしたような趣があります。
 こうした秋の風情にふさわしい彩りを添えてくれるのは、ツワブキの花ではないでしょうか。

 秋を彩る花には、コスモスもあります。野菊も咲きます。畑にはソバの花も咲いています。どれもこれも、それぞれに秋の趣があって、味わい深いものがあります。

 「仏説阿弥陀経」というお経に、「青色青光(しょうしきしょうこう) 黄色黄光(おうしきおうこう) 赤色赤光(しゃくしきしゃくこう) 白色白光(びゃくしきびゃくこう」という経文があります。つまり、池の蓮は、「青色の蓮は、青色の光を 黄色の蓮は黄色の光を 赤色の蓮は赤色の光を 白色の蓮は白色の光を放ちて、それぞれが、それぞれに良くて、輝いている」。比べられない美しさがある。と説いてあります。

 秋を彩るツワブキも、秋に咲く他の草花と同様に、見る者の眼を楽しませてくれます。まったく、お経の文句の通りです。
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               参道に咲くツワブキの花
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by butda2 | 2013-11-12 20:09 | 寺を彩る植物たち | Trackback