ことだま日記

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満開の桜

             夜半の嵐を気遣う桜 

 3月の彼岸を過ぎた頃から、桜の開花宣言があちこちから聞かれ、境内の桜は既に満開を過ぎました。今年は、満開の時期に雨が多く、花を愛でる心は穏やかではありませんでした。   
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 浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の歌に「明日ありと 思うこころのあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」(明日も咲いているだろうと思っていた桜も、夜のうちに嵐が吹いて散ってしまうかもしれない)という、無常を歌った句が有名です。
  本当に、春雨に打たれて散ってしまうのではないかと、はらはらと心配でした。
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  在原業平(ありはらのなりひら・古今和歌集)の歌に「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」とありますが、この世の中に、桜というものがなかったら、春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに、という在原業平の気持ちがよくわかります。
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  江戸時代の僧・良寛和尚の辞世の句には「散る桜 残る桜も散る桜」がありますが、夜半の嵐にも耐えて残っていた桜も、咲いたからにはいつか散ってしまいます。 

 なお、「深山(みやま)がくれの桜木は 眺める人はなけれども 花は春ごとに開くぞかし。心のうちに信あらば 人のなからぬ埴生(はにゆう)の小屋に ひとり住むとも念仏は称えらるべし」という有り難い言葉もあります。

  蛇足「この寺は 風邪をひいたか ハナだらけ」  

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by butda2 | 2014-03-31 08:35 | Trackback

彼岸法要でフルート演奏

          伊勢堀院の彼岸法要でフルートを演奏 

 都城市に在住して寺に通勤している長女の知り合いで、ピアノのレッスンを受けている学生たちがいます。 
 その中の一人で、五十市中学校の3年生の彼女は(4月からは高校生)、吹奏楽部でフルートをしています。
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  彼女は、昨年の春と秋の彼岸法要に続き、今回で3回目のフルート演奏をしてくれました。
  法要の始まる前に、フルートを演奏してくれました。フルート演奏の曲は「情熱大陸」(葉加瀬太郎:作曲)と「白鳥」(サン=サーンス:作曲)、それに、仏教唱歌の「恩徳賛」「念仏」の4曲を演奏してくれました。 
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 フルート演奏の後、みんなで読経をして、住職と前住職の二人が法話をしましたが、参詣された方々が、彼岸法要にはフルートまで聞けて良かったと喜んでくださいました。 
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 高校に進学してからも、吹奏楽部でフルートをするそうですが、是非、また来ていただいて、フルートの演奏を聞かせてください。

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by butda2 | 2014-03-30 15:13 | Trackback

志布志湾大黒グループ社員研修

           志布志湾大黒グループ新入社員研修 
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 私は毎年、鹿児島県志布志市にある、志布志湾大黒の会長の招聘(しょうへい)により、新入社員研修の講師を約2時間担当しています。
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  今年度の新入社員は、今年3月採用の社員9人、それ以前の途中採用の社員7人の計16名が、新入社員研修の対象者でした。
  毎年のパターンですが、最初に自己紹介から始めます。出来るだけ詳しく自己紹介してもらうために、まず、私は自分の自己紹介を出来るだけ細かく紹介します。すると、殆んどがユーモアを交えたりして自己紹介してくれます。
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  次に、これまでお世話になった人について、具体的に書いてもらい、その人に対して自分がどんな事をしてあげたか。更に、これからどんな恩返しをしたいかを書いてもらいます。
  両親のこと、母親のこと、恩師のこと等、これまで支えてくれた人のあることを認識してもらいます。どの人も真面目に書いて発表してくれます。 
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 そして、最後に約50分、「こころは形」と題して講演をします。「こころは見えないけれども、こころづかいは見える。思いは見えないけれども思いやりはだれにも見える。」とか、「笑顔にまさる化粧なし」とか、更には「出迎え三歩、見送り七歩」等、幾つかの言葉を引用して、こころは形となって外に現れることを話し、人との接し方について話をするのが、私の講演のパターンです。
  今年の新入社員の皆さんは、とても感じのよい社員が多かったようでした。  

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by butda2 | 2014-03-26 17:27 | Trackback

志布志保育園の落成式

            志布志保育園の落成式に参加して  知友の志布志保育園園長の招きを受けて、保育園の新築落成式式典に参列させて頂きました。
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 もともと、志布志保育園は、志布志湾岸近くの低地にありましたが、園舎の老朽化したのを機会に、志布志市街地の背後地の高台に移転新築しました。 
 これも一つは、最近しきりに警戒されている「南海トラフ」による地震や、それに伴う津波等から園児を守るための移転でもあったようです。 
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  保育園の落成式に当たり、園長は次のように挨拶をされました。 
 「保育園は、乳幼児が、生涯にわたる人間形成の基礎を培う極めて重要な時期に、その生活時間の大半を、家庭から離れて集団生活を行う場です。 
 保育の基本は、家庭や地域社会と連携を密にして、家庭養育の延長として補完を行い、子どもたちが、健康で安全で情緒の安定した生活のできる環境を用意することにあります。・・・」等と、保育の理念を述べていました。
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  当日は、志布志市長や志布志市名誉市民の来賓をはじめ、工事関係者、保護者等と大勢の参加のもと、園児たちの太鼓の演技もあり、心温まる式典でした。|mid|600|450#]
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  当寺の分院、伊勢堀院の近くの施設で、互いの交流ができれば有り難いと思うことでした。

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by butda2 | 2014-03-25 21:22 | Trackback

ソメイヨシノの開花

             境内のソメイヨシノが開花 

 志布志市の山間地にある専念寺のソメイヨシの蕾はまだ固いようですが、志布志湾に近い分院の伊勢堀院のソメイヨシノは、チラホラ蕾がはじけて、間もなく咲き揃いそうです。
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  伊勢堀院の境内にある桜は、ソメイヨシノの他にシダレ桜等がありますが、その中に「オオシマサクラ」があります。
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   オオシマサクラの花期は3~4月にかけて咲きますが、葉の成長とともに、茎の先端から数個の花をつけます。
  花弁は白色で5弁で、淡い芳香を持っていて、初夏にかけて実が熟します。  このオオシマサクラは、多くの園芸品種を生み出す原木桜でもあるそうです。
  食用に用いられる桜餅はこの桜の若葉を塩漬けにした物を使用するのだそうです。 
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 境内のシダレ桜も今からですが、今年は例年より蕾をいっぱい付けていて、満開が待たれます。  ささk桜が満開になったら、もう一度、境内の桜をブログに書きます。

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by butda2 | 2014-03-22 11:20 | Trackback

彼岸の世界

             彼岸と此岸(しがん)

  「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、東北地方や北海道では、まだ雪が降っているようで、春はまだまだのようです。
  鹿児島では彼岸の入りの頃から、ぽかぽかと春らしくなってきました。 
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 今日は彼岸の中日ですが、彼岸とは仏教用語で、彼方(かなた)の岸、つまり「悟りの世界」また「極楽浄土」のことであります。
  これに対して、今、私どもが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といいます。「此岸」とは、この世のことでありますが、仏教では「此岸」とは、迷いの世界、苦悩の世界、思い通りにならない世界と言っています。 
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 「此岸」つまり、この世は苦しみ悩みのつきない世界ですが、いつかこの世の縁が尽きたときは、必ず仏様が救って「彼岸」の世界に渡してくれる、と教えています。  このことを、親鸞聖人は「生死(しようじ)の世界辺(ほと)りなし 久しく沈める我らおば 弥陀弘誓(ぐぜい)の船のみぞ 乗せて必ず渡しける」と言っています。  こうした仏の教えについて聴聞するのが、彼岸の法要であります。
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  写真は、彼岸法要の準備をして、参詣の人たちを待ち受けているところです。

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by butda2 | 2014-03-21 09:42 | Trackback

濃霧にかすむ春の朝

            濃霧で白くかすむ春のあけぼの 

 昨日(3月19日)は濃霧のせいで写真の通り、視界は数メートルでした。
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  南日本新聞によると、「鹿児島県内は19日、濃霧や微小粒子状物質(PM2、5)の影響で視界の悪い状態が続いた。
  霧島市の鹿児島空港では午前9時半すぎで視界が200~300㍍となり、欠航や遅延が相次いだ。」と報じていました。 
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 今回の濃霧は、18日に降った雨が蒸発して、霧が発生したようですが、さらに、鹿児島県環境保全課によると、PM2,5の濃度が高くなり、九州全域で濃度が高く、どうやら中国大陸からの移流によるとみているようでした。  午後になってもモヤは晴れず、マスクをして、終日うっとうしい一日でした。  特に、PM2、5だけは何とかならないものかと願わずにはおれません。

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by butda2 | 2014-03-20 13:23 | Trackback

「ことだま日記」第一号

       「ブログ記念日」(毎日新聞・はがき随筆より) 

 私がブログを始めてのは、昨年の3月12日からです。私はこの日を私の「ブログ記念日」にしています。
  主なカテゴリは「山寺の風景」「山寺の石仏」それに「山寺の仏像」などをもとにしてブログを書いてきました。
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  あれから1年、「ブログ記念日」を迎えたので、いつも投稿している毎日新聞の「はがき随筆」欄に投稿した作品、「ブログ記念日」が昨日(3月17日)掲載されていましたので、次に掲載させていただきます。

                「ブログ記念日」
  3月12日は、私の「ブログ記念日」である。 
  昨年、子供たちのアドバイスで、タブレットを購入してブログを始めた。ブログのタイトルは「ことだま日記」と命名することにした。記念すべき第1号は「鮮やかに咲く岩ツツジ」と題して、写真にコメントを書いて発信した。 
 以来、今日まで新鮮な日々に感動しながら、ほぼ毎日ブログを作り、老いを楽しんでいる。
  作品は既に300余りになり、ついに「ブログ記念日」を迎えた。記念の日は妻が「サラダを作って祝いましょう!」と、腕をふるってくれた。
 
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 (備考 サラダは俵万智の「サラダ記念日」に、妻がヒントを得たものです。) 

 以上が毎日新聞の「はがき随筆」に掲載された「ブログ記念日」の作品です。  これからも、出来るだけ身の周りのことに目を向けて、ブログを書いていきたいと思います。 
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 是非、これからも、Pcやスマホ等の「お気に入り」に登録してクリックしてください。

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by butda2 | 2014-03-18 11:07 | Trackback

母校中学校の閉校式

            母校・田之浦中学校の閉校式 

 昨日(3月15日)は、かつて勤務した鹿児島県志布志市立出水中学校の閉校式でしたが、続いて本日は、私の母校 志布志市立田之浦中学校の閉校式が行われ、参加しました。
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  戦後の教育制度の改革により、昭和22年度から新制中学校が発足しました。私は新制中学校第4回(昭和25年度=1950年度)の卒業生で、同級生は76人でした。
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  最も生徒数が多かったのは、昭和22年~29年生まれの、いわゆる団塊の世代と呼ばれる年が多く、90人~99人もの生徒が在学していたようです。
  現在の生徒数は、わずかに14人とのことで驚きました。
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  閉校式典の最後に、在校生代表メッセージの後、中学校校旗が志布志市市長に貢納され、式典は終わりました。
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  式典に続き、閉校記念碑除幕式、最後に、会食を交えて、思い出を語る会があり、在校生による神楽舞が披露されました。 
 地域から学校が姿を消すことは寂しいことで、いくらでも過疎が進むことになります。日本の将来はどうなるのでしょうか。

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by butda2 | 2014-03-16 16:00 | Trackback

志布志市立出水中学校の閉校式

          志布志市立出水中学校の閉校式に参加して

  3月15日(土)、私がかって勤務した、志布志市立出水中学校の閉校式に、案内を受けて参加しました。
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  志布志市立出水中学校は、昭和22年(1947)に志布志町立第三中学校として創立し、昭和24年から出水中学校と改称して現在に至っています。
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  私は、昭和43年度~48年度までの6年間、この学校に勤務しました。当時の生徒数は、1学年が約60名前後で、それぞれの学年は2クラス、全校6学級で、生徒数は約180人位在籍していました。
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  新制中学校ができて67年。農村部の人口は激減して、今年度現在の全校の生徒数はわずかに20人でした。
  来年度からは、田之浦中学校と共に志布志中学校に統合され、旧志布志町は1町1中学校となります。 
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 閉校式には卒業生達も大勢参加して、盛大に行われました。校庭の一角に閉校記念碑も建立され、みんなで除幕式も行われました。
  明日は、いよいよ、我が母校の志布志市立田之浦中学校の閉校式が行われます。惜別の思いで参加します。

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by butda2 | 2014-03-15 15:42 | Trackback