ことだま日記

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毎日新聞鹿児島版「はがき随筆」より

                引導の予約

 例により、毎日新聞鹿児島版の「はがき随筆」欄に、先日掲載された「引導の予約」を掲載いたします。
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                  「引導の予約」
 大崎町在住のNさんとは十数年来の知己の仲である。
 ある日、久しぶりに友を伴い改まった様子で来訪された。聞くと、数年前に大腸がんを患い治療したが、最近再発して脊髄などに転移し、余命幾許(いくばく)もないとのこと。そして曰(いわ)く「自分の人生を振り替えると、地獄しか行きようはないのだが、せめて、来るべきときには引導を渡してほしい」とのことである。こんな予約は初めてだが、快諾した。そして「私に引導役をさせると、あなたは地獄に行けなくなるが、それでもいいですか」と念を押した。彼は驚いた。やがて納得し笑顔で帰って行った。(「はがき随筆」2014,12,14掲載)

 以上が毎日新聞「はがき随筆」欄に掲載された「引導の予約」の全文です。 友のNさんは、私と引導の予約してから約1年後に、仏様に救われて浄土の世界に帰って行きました。その間、奥様や友を交えて、食事などをしながら、それとなく「死」について何回か語る機会がありました。
 最期は自宅で、家族に見守られて75歳を一期に往生しました。彼はきっと、私の言いたかったことを理解してくれていたと信じています。  

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by butda2 | 2014-12-16 13:59 | Trackback

まちの活性化の智恵

             あなたのお店も「まちのかお」

 先月、標記の題で南日本新聞の読者が投稿する「ひろば」欄に投稿して掲載されたものを、次に紹介させていただきます。
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           あなたのお店も「まちのかお」
 「最近、どこの市町村においても、まちの活性化のために智恵を出し合って、まちづくりに取り組んでいる様子が新聞やテレビを通してうかがえます。
 私の住む志布志では、かつてはそのにぎわいから、「志布志千軒まち」と呼ばれ、商店街は活気に満ちていました。
 何とかしてまちの活気を取り戻したいと今、特産品の開発等に商工会をはじめ、関係者が懸命に努力しています。目立っているのが、産地の食材による商品化のように思われます。確かに、そこに行ったら、おいしいものが食べられて特産品にもありつける。これは大きな魅力です。
 ずいぶん昔の話で恐縮ですが、「生涯学習のまちづくり」に取り組んでいた静岡県掛川市に行ったときのこと。まちずくりの標語の中に、「あなたのお店もまちのかお」「あなたのお庭も私のみどり」という標語に出会って、感銘を受けたことをおもいだします。
 食品の開発などと同時に、自分の店の周りをきちんと整備して、おもてなしの心でお客を迎えるのも大切なまちずくりではないかと思います。
 あそこのお店にもう一度行きたいと思うのは、出された品だけではないことにも留意したいものです。いかにしてリピーターを増やし、昔の活気を取り戻すか、食材の開発と同様に重要な課題ではないでしょうか。(2014、11、13掲載)
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 まちづくりについて、何かの参考にしていただきたいと思って投稿しました。 

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by butda2 | 2014-12-10 21:26 | Trackback

秋深し

                  山寺の晩秋 
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すでに12月になってしまいましたが、今年の冬の到来はかなり遅いように思われます。山寺の木々の紅葉はまだ続いています。境内のイチョウやモミジ、裏山のハゼの木など、秋の深まりを感じさせてくれます。 

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 枝もたわわに実を付けているピラカンサも、メジロが時々来てつついています。もう少し寒くなり、山々の木の実が少なくなると、ヒヨドリが来てピラカンサの実をついばむようになると、ピラカンサの実は数日で無くなります。
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 寺の分院のプランタに植えているサルビアは、毎年、霜の降りるまで真っ赤に咲いてくれています。
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 だんだんと、年の瀬を迎えますが、この一年を振り返ってみるといろいろなことがありました。 またの機会に、一年を振り返ってみることにいたします。

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by butda2 | 2014-12-02 17:01 | Trackback