ことだま日記

butda2.exblog.jp
ブログトップ

<   2015年 10月 ( 7 )   > この月の画像一覧

毎日新聞「はがき随筆」より

         「傘寿を迎えて1」(「はがき随筆」より)

  毎日新聞鹿児島版にある「はがき随筆」に10月10日に掲載された、小生の随筆「傘寿を迎えて」を掲載させていただきます。
d0298869_15482504.jpg
         「傘寿を迎えて」(H27、10、10掲載)

 私は昭和10年、寺の長男として生まれ、先月5日で傘寿を迎えた。終戦のときは国民学校4年生であった。戦争中の思い出は敵機襲来の恐怖以外にあまりないが、戦後続いた耐乏生活だけは忘れられない。
 社会全体が窮乏し、我が家でも田畑を耕し、牛豚を飼い、農家同様の仕事をして生活を支え、5人の子どもの学費も出してくれた。両親の姿が今も脳裏に浮かぶ。
 戦後70年。生活事情や社会の様相は変貌して、夢幻のごとしである。起伏に満ちた人生を80年も生きてきた。幾つか病気もしたが、今も寺の現役として門徒の方々とつながっている。
                       (志布志市志布志町 一木法明(80)) 以上。

[PR]
by butda2 | 2015-10-31 15:41 | Trackback

人道の港「敦賀ムゼウム」

              杉原千畝と「命のビザ」

 福井の友人に招かれて、若狭湾の「三方五湖」や奇跡の湖「水月湖の年縞(ねんこう」の資料館を案内していただき、最後に敦賀の人道の港「敦賀ムゼウム」を見学しました。
d0298869_14092350.jpg
 中でも特に感動したのが、1940年(昭和15年)の頃、リトアニアのカウナス日本領事館の領事代理をしていた、杉原千畝(ちうね)外交官の「命のビザの物語」の資料でした。
d0298869_14125935.jpg
 杉原千畝外交官が領事代理になった頃は、ユダヤ人に対するナチス・ドイツの迫害が激しくなり、ドイツ占領下のポーランドをはじめ、ナチス・ドイツの影響の強い地域から逃れてきたユダヤ人の対処が国際問題となっていました。
 日本では、ユダヤ人に限らず、避難先の国の入国許可を得てない者に対する通過ビザを発給しない方針を決めていました。
d0298869_14142176.jpg
 1940年の早朝、ユダヤ人難民たちはナチスの迫害から逃れるため、リトアニアの日本領事館に日本通過ビザを求め押し寄せました。しかし、当時の日本外務省は、杉原千畝領事代理にビザ発給を許可しませんでした。
 彼は悩み苦しんだ末、外務省に背いてビザ発給を決断しました。ビザを手に入れたユダヤ人難民は、シベリア鉄道の道中でも所持品の強奪や強制連行といった憂き目にあいます。そうした過酷な運命に翻弄されながら、彼らはやっとの思いで敦賀にたどり着きました。
d0298869_14162251.jpg
 敦賀の港は、1940年に「命のビザ」を持ったユダヤ人難民が上陸した日本唯一の港でした。「東洋の波止場」とうたわれた敦賀港は「人道の港」でもありました。 ポーランド孤児763人は、敦賀の人たちからも温かく迎え入れられました。杉原千畝と敦賀の人たちの心温まる感動のドラマが敦賀ムゼウム(資料館)にはあり、感動しました。
d0298869_14213137.jpg
 龍谷大学の同窓会を機会に、若狭の友人夫妻にお世話になり、若狭湾一帯の観光と文化に触れる充実した2泊3日の旅でした。

[PR]
by butda2 | 2015-10-24 14:00 | Trackback

三方五湖を望む

               山頂より三方五湖を望む

 福井県若狭町の友人の案内で、標高397mの梅丈岳(ばいじょうだけ)山頂にケーブルで登り、三方五湖の素晴らしい眺めを眼下に見ることができました。
 私ども夫婦は、三方五湖をレイククルーズで廻る計画でしたが、友人の勧めで、山頂から眺めた方が五湖を眺められていいとのことで、山頂にケーブル登りました。
d0298869_15380339.jpg
 三方五湖は、福井県三方郡美浜町と三方上中郡若狭町にまたがって位置する5っの湖で、国指定の名勝、若狭湾国定公園に属しています。
d0298869_15415841.jpg
 レインボーライン山頂公園は360度にわたって広がる、三方五湖の大パノラマが楽しめました。 山頂から見る五湖は、左手は日本海に臨み、久々子湖(くぐしこ)、日向湖(ひるがこ)、菅湖(すがこ)、水月湖(すいげつこ)、三方湖(みかたこ)からなる湖です。
d0298869_15463061.jpg
 山頂には、願いを込めて投げる「かわら投げ」や、虹にかける「誓いの鍵」といって願いに錠をして鍵は投入口に投入するようになっています。また、美浜町出身の五木ひろしさんの功績を讃えた歌碑もありました。
d0298869_15531403.jpg
 山頂公園には、四季折々の花が植えられ、三方五湖にちなんで五つの花園に110種・600株のバラが植栽されていました。
d0298869_15505549.jpg
 三方五湖についたは、地図の上では知っていましたが、実際に行ってみて、日本海に面した三方五湖の山頂からの眺望には感動しました。それと、めったに見られない青々とした日本海を見て、また来れる日があるのだろうかと思い、感慨無量でした。
 当日の夜は、水月湖畔のホテル「水月花」に宿泊して、北陸路のくさまくらを楽しみました。

[PR]
by butda2 | 2015-10-19 15:30 | Trackback

若狭の若林山宝重寺へ

           友人の寺・福井県の宝重寺を訪問

 10月6日の同窓会の後、本願寺の聞法会館に宿泊して、翌日の7日は、同窓の友人、福井県若狭の宝重寺に夫婦ともども招待され、お世話になりました。
d0298869_18115947.jpg
 彼の寺は、廃仏棄釈、中でも念仏禁制の厳しかった鹿児島県とは違い、300年余りの歴史のある寺で、彼は第15代の住職であります。
 私は学生時代を含めて4回目の訪問ですが、家内も2回目で、京都で同窓会がある度にお邪魔しています。
 彼も、昨年鹿児島市で行われた同窓会の折、夫婦で来寺して頂いたり、以前には、講師として招いたこともあります。
d0298869_18155402.jpg
 彼とは入学当時、大学の寮「樹徳寮」からの親友で、専攻も仏教史学で、4年間大学での行動を共にした仲で、以来60年以上も交友が続いています。
d0298869_18204861.jpg
 今回は数年ぶりの訪問でしたが、内陣の荘厳や壁面の蒔絵など、親鸞聖人の750回大遠忌を機に一段と充実していました。境内の一角にある「経蔵」には、ものすごい経典が納められ、寺の格式と歴史を感じました。
d0298869_18252400.jpg
 本堂にお参りして、今回が最後になるのではなどと思い、感慨無量で、しっかりと眼に焼き付けてきました。
d0298869_18301315.jpg
 何時までも元気で宝重寺を守っていただきたい。互いに元気で、一日でも永く法務に尽力させていただきましょう。
 昼食後、三方五湖を案内してもらいました。
[PR]
by butda2 | 2015-10-11 17:53 | Trackback

本願寺参詣

              同窓会の前に本願寺詣り

 10月6日、同窓会参加のため、宮崎空港を10時、大坂伊丹空港へ出発。伊丹空港からは予約のMKタクシーで西本願寺境内にあるホテル「聞法会館」に直行。昼食は宮崎空港で買った弁当を車の中で済ませる。
d0298869_16450736.jpg
 ホテルに荷物を預けて本願寺に夫婦で参詣をする。西本願寺は、向かって右側が阿弥陀堂で左側が御影堂ですが、まず、阿弥陀堂へ参詣しました。
何となく阿弥陀堂は御影堂に比べて本堂も小さく、内陣の荘厳も質素な気がします。参詣人もまばらでした。
d0298869_16485009.jpg
d0298869_16530082.jpg
 次の御影堂に行こうとするとき5、60人の若い僧侶たちが阿弥陀堂に入って来て着座。係りの人に聞くと「声明」(しょうみょう)の研修生の入学式が始まりますとのことでした。来年の3月までの6カ月間の研修だとのことでした。
d0298869_16571033.jpg
 続いて御影堂に詣りました。阿弥陀堂より内陣の荘厳が豪華に思えました。本堂も広く、何となく阿弥陀如来の信仰なのか、親鸞聖人の御影信仰なのかと感じてしまいました。でも、本願寺のお御堂に詣ると心が和みます。
d0298869_16595505.jpg
 本願寺の境内を通り抜けて、母校の龍谷大学の講堂へ向かいました。

[PR]
by butda2 | 2015-10-10 16:36 | Trackback

龍谷大学傘寿の同窓会

         龍谷大学「二九(ふく)の会」傘寿同窓会
 傘寿の同窓会が、今年は10月6日、京都で行われました。私どもの同窓会は、昭和29年度入学生による同窓会で、入学年度の29に語呂合わせして「二九(ふく)の会」と名付けて同窓会を毎年のように開催しています。昨年は、鹿児島市で行いましたが、今年は、会員が80歳を迎えた記念に、久しぶりに母校に集うことになり、京都を会場にして行われました。
d0298869_10553499.jpg
 昭和29年度入学の学生は、250人でしたが、すでに物故者となつている人が多く、また、健康上のことなどで、参加者もだんだんと減っていきますが、それでも、今年は、50人の会員が参加しました。
d0298869_11415540.jpg
 同窓会は、大学の講堂に集まり、物故者の追悼法要をして、市内のホテルで懇親会をにぎやかに行いました。
d0298869_13205649.jpg
 今年は、傘寿の同窓会であったことや、会場が京都で行われたこともあって、特別に龍谷大学校友会の村上太胤会長(奈良、薬師寺副住職)も参加いただき、挨拶をしてくださいました。
d0298869_13261543.jpg
 来年は、会場を広島にして、開催されることが決まりました。
 私どもは毎年夫婦で参加しています。懇親会終了後は、本願寺の聞法会館に宿泊して、翌日は、入学以来60年以上も交友がある福井の若狭の宝重寺に招かれて、おじゃまになりました。(あとで紹介させていただきます。)

[PR]
by butda2 | 2015-10-09 10:40 | Trackback

本堂の内陣・余間の鴨居上・壁画

            専念寺余間・内陣の壁画を設置

 この度、専念寺では本堂内陣・余間の鴨居上部の壁面、12面に写真のような壁画を設置いたしました。
 鴨居上部は、白のシックイでしたが、古くてかなり傷みがひどかったので、門徒積立金を使って、壁画を設置することを総代会の了承を得て行いました。
d0298869_19562101.jpg
d0298869_19585392.jpg
 内陣の内側4面には「天女」
d0298869_20024605.jpg
 余間の内陣側4面には「鳳凰」
d0298869_20054129.jpg
 余間の外側4面には「楽器と雲」をあしらった壁画を設置しました。
d0298869_20472071.jpg
 阿弥陀如来(本尊)を祀る須弥壇(すみだん)や宮殿(くうでん)は、阿弥陀如来のお立てになった「極楽浄土」を表していますが、内陣・余間の壁面に壁画を施したことで、一段と荘厳が増して、内陣が厳かになりました。

[PR]
by butda2 | 2015-10-05 17:52 | Trackback