ことだま日記

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東大寺の大仏さま

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奈良の東大寺といえば、大仏さまを誰でも思い出します。
東大寺は華厳宗の大本山です。そして、この大仏さまを「盧舍那仏(るしゃなぶつ)」(正しくは、毘盧舍那仏ーびるしゃなぶつ)といいます。
この仏像は「華厳経」に説かれた教えを表した仏さまですが、大きなこの仏像には大切な意味があります。
東大寺は奈良時代、聖武天皇によって建立されました。「華厳経」によるこの大仏「盧舍那仏」の像は総じて大きいことが特徴の一つです。その理由は、盧舍那仏が世界そのものだと「華厳経」に説かれていることに由来しています。
世界そのものならば大きいことに決まっています。さらに「華厳経」はこの仏が世界の中心だとも説かれています。
このことは、当時の権力者にとっては、魅力的だったようです。おのれの権力の偉大さを、誰の目にも見えるような形で表すには「盧舍那仏」(大仏さま)が格好の仏像だったようです。
そして、地方には「国分寺」を建立して、中央集権の体制を確立していきました。

今でも、奈良に行ったら東大寺に足を運び、偉大な御利益を授けてくださる仏さまとして、多くの方々が大勢お詣りされています。
この仏像は、大仏さまにしては、少々小さすぎて申し訳ありません。
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by butda2 | 2013-07-02 10:45 | 山寺の仏たち