早朝に行われる土曜礼拝
専念寺の分院ー伊勢堀院では、平成13年6月から、毎週土曜日の早朝に「土曜礼拝」を行っています。
時間は、10月から3月までは朝の7時30分から。4月から9月までは朝の7時から、それぞれ約30分間行っています。
内容は、まず全員で「正信偈」をあげます。その後、老院と若院とが交代で、法話を約20分ぐらい行っています。
法話は、老院は主に「歎異抄」(たんにしょう)を題材にした法話を。若院は「正信偈」(しょうしんげ)の講読を主にして行っています。
参加者はどなたでも、都合のよいときに、門徒外の方でも、自由に参加していただいていますが、毎回約20人前後の方々が熱心に聴聞してくださいます。
「弥陀の誓願不思議に助けられまいらせて、往生をば遂ぐるなりと信じて、念仏申さんと思い立つ心の起こるとき、・・・」ではじまる「歎異抄」を味わったり、「帰命無量寿如来 南無不可思議光」(無量寿如来に帰命し 不可思議光に南無したてまつる)ではじまる「正信偈」の解説を聴聞していただいています。
「ただ、仏法は聴聞にきわまるなり」のいわれの通り、特に浄土真宗は聴聞の宗教といわれます。聴聞することが何よりも大切です。