専念寺の盆供養について
毎年、専念寺における盆の供養は、8月13日と14日に、初盆(新盆)供養と一般の門信徒を対象にした盆供養に分けて勤めています。
まず、初盆の合同盆供養は、専念寺においては13日午前10時30分から、専念寺本堂で行います。
一方、専念寺分院・伊勢堀院での合同盆供養は、13日の午後1時から伊勢堀院の本堂で行っています。
また、分院の伊勢堀院では、午後3時から初盆以外の門信徒を対象にした盆供養を行っています。(本院では行っていません。)
寺を招いて家庭で勤める初盆は、毎年、8月14日に早朝9じ時頃から約30分刻みで前住職と住職が手分けして巡回供養を勤めさせていただいています。
以前は、初盆の供養は、すべて各家庭で勤めていましたが、最近になって、だんだんと寺の本堂で行う合同盆供養が増えてきました。
お盆の由来は、インドの古い言葉の「ウランバーナ」が漢字に訳されて「盂蘭盆(うらぼん)」となり、私たちは、ただ「お盆」と言っています。
さらに、お盆にまつわる説話に、お釈迦様の10大弟子の一人、目蓮尊者(もくれんそんじゃ)の母上が餓鬼道(がきどう)に落ちていて、それを供養することによって救った、という話が有名です。