ことだま日記

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「伝えたいこと」(はがき随筆より)

           「伝えたいこと」(毎日新聞「はがき随筆」より)
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 私は約20年近く、毎日新聞鹿児島版のコラム「はがき随筆」に毎月1本投稿しています。毎回没にならないように推敲しながら出しています。でも、時には没を覚悟で投稿することも有ります。
 今回の「伝えたいこと」は、やや偉そうに取られて没になるのではないかと思いながら投稿したものです。次に掲載させていただきます。

        「伝えたいこと」(毎日新聞鹿児島版「はがき随筆」より)

 一度だけしかない人生だから齢(よわい)80を過ぎたのを機に、私と同世代の人たちに伝えたいことがある。足腰が丈夫で運動や講座などに参加できる間はいいけれど、車も乗れず、自由に歩けなくなったときはどう過ごす。一人暮らしを余儀なくされ、福祉の援助は受けられても精神的な孤独は解消しない。最近の高齢者は孤独や孤立から逃げ、死について無知であるという。五木寛之の「百歳人生を生きるヒント」を読んだ。彼が言う。「長生きこそ幸せという価値観は人生の充足感、達成感とは無縁」と。伝えたい。「何年生きたかではない、どう生きたかだ」と。(2018、1、22掲載) 以上
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by butda2 | 2018-01-24 12:36