ことだま日記

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川柳の句作りあれこれ

                  川柳の句作りあれこれ
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 私が川柳を作って地元の新聞、南日本新聞の「南日柳壇」と毎日新聞の「仲畑流万能川柳」に投稿を始めたのは3年前の9月からである。短歌や俳句とは無縁だったが、ユーモアのある川柳には何となく引かれるものがありました。
 僧侶である私は、できれば仏教的な川柳を詠みたいと心掛けています。最初は没を覚悟で投稿したところ、何とそれが27年9月18日南日本新聞の「南日柳壇」に掲載されていました。その処女作が「いいはずだあの世還りはまだいない」であった。
 これまで南日本新聞には18句掲載されましたが、仏教的な川柳のため中には選者は理解しても、読者に理解してもらえないことがあります。つい先日(H30、3、4)次の句が採用され掲載されました。
 それは「明日ありと思う心で生きられる」であります。選者の評は「高僧の言葉を使って作られた句で、意味深長な人生訓話。夢を持ち続け屈託なく生きようとする。」とあった。
 さて、この句と評を読んで、ブログを見られた方々はご理解頂けるでしょうか。
 この句は選者の評にもあるように、かの有名な親鸞の詠んだ「明日ありと思う心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは」の句を真逆に詠ったユーモアな川柳なのです。もしその事を選者が理解していなかったらこの句は没だと思います。
 私の句を読んで即座に理解してくれた人もありましたが、理解してもらえない人もありました。
 そのほか、これまで掲載された句を2、3。「陰口を叩いた口でお念仏」「あの笑顔黄泉の国まで持っていく」「当たり前病んではじめてお陰さま」「おまかせと微笑んで言う病む老爺」「住職のハグがうれしい寺参り」「悲しみを転じて今は慈悲の中」「勤行の声をさえぎる蝉時雨」「許される「人間だもの」この一語」「生きているだけで迷惑かけてます」など。
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by butda2 | 2018-03-16 20:34