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ことだま日記

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彼岸の世界

             彼岸と此岸(しがん)

  「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、東北地方や北海道では、まだ雪が降っているようで、春はまだまだのようです。
  鹿児島では彼岸の入りの頃から、ぽかぽかと春らしくなってきました。 
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 今日は彼岸の中日ですが、彼岸とは仏教用語で、彼方(かなた)の岸、つまり「悟りの世界」また「極楽浄土」のことであります。
  これに対して、今、私どもが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といいます。「此岸」とは、この世のことでありますが、仏教では「此岸」とは、迷いの世界、苦悩の世界、思い通りにならない世界と言っています。 
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 「此岸」つまり、この世は苦しみ悩みのつきない世界ですが、いつかこの世の縁が尽きたときは、必ず仏様が救って「彼岸」の世界に渡してくれる、と教えています。  このことを、親鸞聖人は「生死(しようじ)の世界辺(ほと)りなし 久しく沈める我らおば 弥陀弘誓(ぐぜい)の船のみぞ 乗せて必ず渡しける」と言っています。  こうした仏の教えについて聴聞するのが、彼岸の法要であります。
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  写真は、彼岸法要の準備をして、参詣の人たちを待ち受けているところです。

# by butda2 | 2014-03-21 09:42

濃霧にかすむ春の朝

            濃霧で白くかすむ春のあけぼの 

 昨日(3月19日)は濃霧のせいで写真の通り、視界は数メートルでした。
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  南日本新聞によると、「鹿児島県内は19日、濃霧や微小粒子状物質(PM2、5)の影響で視界の悪い状態が続いた。
  霧島市の鹿児島空港では午前9時半すぎで視界が200~300㍍となり、欠航や遅延が相次いだ。」と報じていました。 
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 今回の濃霧は、18日に降った雨が蒸発して、霧が発生したようですが、さらに、鹿児島県環境保全課によると、PM2,5の濃度が高くなり、九州全域で濃度が高く、どうやら中国大陸からの移流によるとみているようでした。  午後になってもモヤは晴れず、マスクをして、終日うっとうしい一日でした。  特に、PM2、5だけは何とかならないものかと願わずにはおれません。

# by butda2 | 2014-03-20 13:23

「ことだま日記」第一号

       「ブログ記念日」(毎日新聞・はがき随筆より) 

 私がブログを始めてのは、昨年の3月12日からです。私はこの日を私の「ブログ記念日」にしています。
  主なカテゴリは「山寺の風景」「山寺の石仏」それに「山寺の仏像」などをもとにしてブログを書いてきました。
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  あれから1年、「ブログ記念日」を迎えたので、いつも投稿している毎日新聞の「はがき随筆」欄に投稿した作品、「ブログ記念日」が昨日(3月17日)掲載されていましたので、次に掲載させていただきます。

                「ブログ記念日」
  3月12日は、私の「ブログ記念日」である。 
  昨年、子供たちのアドバイスで、タブレットを購入してブログを始めた。ブログのタイトルは「ことだま日記」と命名することにした。記念すべき第1号は「鮮やかに咲く岩ツツジ」と題して、写真にコメントを書いて発信した。 
 以来、今日まで新鮮な日々に感動しながら、ほぼ毎日ブログを作り、老いを楽しんでいる。
  作品は既に300余りになり、ついに「ブログ記念日」を迎えた。記念の日は妻が「サラダを作って祝いましょう!」と、腕をふるってくれた。
 
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 (備考 サラダは俵万智の「サラダ記念日」に、妻がヒントを得たものです。) 

 以上が毎日新聞の「はがき随筆」に掲載された「ブログ記念日」の作品です。  これからも、出来るだけ身の周りのことに目を向けて、ブログを書いていきたいと思います。 
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 是非、これからも、Pcやスマホ等の「お気に入り」に登録してクリックしてください。

# by butda2 | 2014-03-18 11:07

母校中学校の閉校式

            母校・田之浦中学校の閉校式 

 昨日(3月15日)は、かつて勤務した鹿児島県志布志市立出水中学校の閉校式でしたが、続いて本日は、私の母校 志布志市立田之浦中学校の閉校式が行われ、参加しました。
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  戦後の教育制度の改革により、昭和22年度から新制中学校が発足しました。私は新制中学校第4回(昭和25年度=1950年度)の卒業生で、同級生は76人でした。
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  最も生徒数が多かったのは、昭和22年~29年生まれの、いわゆる団塊の世代と呼ばれる年が多く、90人~99人もの生徒が在学していたようです。
  現在の生徒数は、わずかに14人とのことで驚きました。
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  閉校式典の最後に、在校生代表メッセージの後、中学校校旗が志布志市市長に貢納され、式典は終わりました。
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  式典に続き、閉校記念碑除幕式、最後に、会食を交えて、思い出を語る会があり、在校生による神楽舞が披露されました。 
 地域から学校が姿を消すことは寂しいことで、いくらでも過疎が進むことになります。日本の将来はどうなるのでしょうか。

# by butda2 | 2014-03-16 16:00

志布志市立出水中学校の閉校式

          志布志市立出水中学校の閉校式に参加して

  3月15日(土)、私がかって勤務した、志布志市立出水中学校の閉校式に、案内を受けて参加しました。
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  志布志市立出水中学校は、昭和22年(1947)に志布志町立第三中学校として創立し、昭和24年から出水中学校と改称して現在に至っています。
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  私は、昭和43年度~48年度までの6年間、この学校に勤務しました。当時の生徒数は、1学年が約60名前後で、それぞれの学年は2クラス、全校6学級で、生徒数は約180人位在籍していました。
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  新制中学校ができて67年。農村部の人口は激減して、今年度現在の全校の生徒数はわずかに20人でした。
  来年度からは、田之浦中学校と共に志布志中学校に統合され、旧志布志町は1町1中学校となります。 
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 閉校式には卒業生達も大勢参加して、盛大に行われました。校庭の一角に閉校記念碑も建立され、みんなで除幕式も行われました。
  明日は、いよいよ、我が母校の志布志市立田之浦中学校の閉校式が行われます。惜別の思いで参加します。

# by butda2 | 2014-03-15 15:42